2020年1月3日金曜日

【コラム】金融リテラシーが低いFPに思うこと

リテラシー(Literacy)とは読み解く能力のことで、金融リテラシーとは金融に関する知識や情報を正しく理解し、主体的に判断することができる能力を指します。
金融庁は「最低限身に付けるべき金融リテラシー」として、①家計管理、②生活設計、③金融知識及び金融経済事情についての理解と適切な金融商品の利用選択、④外部の知見の適切な活用、という4つの分野に分け、適切な収支管理やライフプランの利用など15項目を挙げています。(「SMBC日興証券」用語集より)

上記にもあるように、金融リテラシーは家計管理や生活設計などに必須な能力である。
金融リテラシーが低ければ、家計管理や生活設計などが上手くいく可能性は低い。
にも関わらず、日本人は金融リテラシーが低いといわれている。
事実、自身の周囲でも、自身と同程度の金融リテラシーを有する人を見たことがないw

先日、本屋で何気なく手に取った雑誌を読んでいた。
会社員の老後に関して、FP(ファイナンシャルプランナー)が投稿した記事があった。
FPいわく「企業年金は税制が有利なことから、一括払いを選択する方が多いです。
しかし、長い目でみた場合、年金払いで受け取る年齢を遅らせた方がお得です」w

読んだ瞬間、目を疑い、再度、読み返してしまった。
自身の勤務先にも企業年金はあるが、運用利回りは物価の上昇率を下回っている。
つまり、受け取る年齢を遅らせれば遅らせるほど、目減りすることになる。
自身の方がよほど有益な記事が書けると思ったので、ブログに書いた次第であるw

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