2020年1月11日土曜日

【エッセイ】「休むも相場」は大事だよ

だいたいが人間は欲と道連れである。相場で利益を上げれば「もっと取ってやろう」と思い、損をすれば「今度は取り返そう」と、常に売ったり買ったりしてしまいがちだ。こういう心理には、知らず知らずにおごりと焦りの気持ちが入り込んでいる。この2つが、共に相場には大禁物であることは前にも述べた。むろん結果は歴然であろう。

損得に関係なく、一つの売買が終わったら一歩退いて市場の環境や相場の動向、そして天下の形勢をゆっくり眺め回す余裕を持つ。この間に目のくもりを払拭し、心身のコンディションを調整し、同時に投資資金を整えて、次の機会に備えるわけだ。

とにかく株式投資で無理をすれば、必ず敗れる。何らかの制約をおしてまで株式投資をする愚は避けることだ。「眠られぬ株は持つな」、「命金には手をつけるな」という格言もある。また「つかぬときは止めよ」ともいう。ウォール街にも「疑わしいときは何もするな」という格言がある。いずれも、そういうときは出動を取りやめて、いったん休みなさいと教えている。
(「日本証券業協会」ホームページより)

先日、元本引上げの売りを行い、保有株を全てタダ株にした。
元本引上げの売りであっても、譲渡益を得たことになり、きっちり税金を取られる。
譲渡益は1,371,974円、うち278,715円を税金として納めたことになる。
年明け早々、税金を納めた自身は、しばらく「休むも相場」であるw


自身からすると、株高の今、買っている人がいることが信じられない。
下図は、TOPIX(東証株価指数)の1年チャートだ。
自身が買った昨年8月が底で、自身が売った今が天井であることがわかる。
これから買おうとしている人には、「休むも相場」は大事だよと教えてあげたいw

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