2017年1月9日月曜日

【コラム】株式投資には安定した収入が大事

意外と知られていないが、偉大なる相場師たちは兼業だった。
本多静六氏は公務員、福澤桃介氏は会社員、是川銀蔵氏は実業家。
また現代最高の投資家といわれるウォーレン・バフェット氏。
彼は世界最大の投資持株会社、バークシャー・ハサウェイの会長兼CEOであるw

彼らに共通しているのは株式投資、しかも長期投資である。
長期投資の場合、投資機会は年に数回、場合によっては投資しない年もある。
現在のような上昇相場の場合、長期投資は投資する機会がない。
そのような時でも働いて収入を得ることが、彼らにとって当たり前だったのだと考えているw

安定した収入があれば、高額の売買が可能になり、評価額の増減にも動じない。
自身の最近の1日当たりの売買額は100万円単位、過去には1日1000万円超えもあった。
また相場の変動が激しいときは、保有株の評価額が100万円単位で増減する。
そのようなときでも、安定した収入があるため、平然と保有し続けることができるw

いつの時代も、株で資産ができたからと専業投資家になる人がいる。
その多くは勝てなくなり、やがて相場からの退場を余儀なくされる。
相場からの退場を余儀なくされるのは、井の中の蛙状態だからである。
相場は社会を反映している、社会と関わっていなければ相場の実態は見えてこないw