2017年1月1日日曜日

【コラム】「投資」と「投機」

多くの個人は、「投資」と「投機」を混同している。
「投資」とは、企業に出資することである。
企業に金を貸し、その見返りに配当を得るのである。
これを理解していない個人があまりにも多すぎるw

「投機」には、2つの意味がある。
1つは、一攫千金を狙う行為だ。
あと1つは短期の差益を狙う、いわゆるデイトレードのような短期売買である。
どちらにも共通しているのは、ギャンブルのような不確実性だw

自身の「投資」は、偉大なる相場師たちからの教えをベースにしている。
偉大なる相場師の1人、米国のベンジャミン・グレアム氏はいう。
「投資とは、詳細な分析に基づいたものであり、元本の安全性を守りつつ、
かつ適正な収益を得るような行動を指す」

ベンジャミン・グレアム氏がいう「詳細な分析」とは何か。
企業の本来の価値、つまり適正な株価を把握することである。
「投資」とは、適正な株価より安く売買されている企業に金を貸すことだ。
配当利回りのよい企業に金を貸し続ける、これこそが真の「投資」なのであるw