2016年1月26日火曜日

市場は恐怖と欲望によって動かされる(前編)

タイトルはウォール街の相場格言である。
原文は、The market is driven by fear and greed.
下落相場では、資産が減ることに人々は恐怖を覚える。
反対に上昇相場では、人々は少しでも多く儲けたいという欲望にかられるw

自身は株式投資を始めた頃、この相場格言の本当の意味を理解していなかった。
自身が、この相場格言の本当の意味に気づいたのは、元本を引き上げてからである。
他の相場格言もそうだが、相場格言は端的に短くまとめられているものが多い。
では、この相場格言を、もう少し具体的に本当の意味にしてみるw

自身が理解している本当の意味を、文章にすると下記になる。
「市場は、加速しながら下落する株価に、これからも下がるのではという恐怖からの売り。
緩やかに上昇する株価に、まだ騰がるのではという欲望からの買い。
すなわち、加速する恐怖と緩やかに高まる欲望によって、動いているのである」

キーワードは、「加速する」と「緩やかに」である。
なぜ、下落相場は「加速する」で、上昇相場は「緩やかに」なのか。
そのメカニズムを理解していれば、簡単に恐怖と欲望はコントロールできるのである。
長くなったので、続きは後日とするw