2021年4月3日土曜日

【エッセイ】現役世代に伝えたいこと

自身は大学卒業してから、会社員として働いてきた。
昨年、資産運用の運用益で生活できる目途がついたので、会社員を卒業した。
現役世代の方に伝えたいことがある。
伝えたいことは、「頑張りすぎるな」ということである。

自身が印象に残っている人が、2人いる。
1人は当時50代の男性で、名門大学を卒業後、新卒入社した。
男性は入社後、エリート社員として、花形部署に配属された。
頑張って激務をこなし、誰もが羨むような高給を得ていた。

やがて結婚し、子どもにも恵まれ、マンションを購入した。
役職定年の年齢になると年収は下がったが、それでも同世代の平均年収だった。
やがて、子どもが社会人になり、夫婦2人暮らしになった。
すると、奥さんから別れ話を切り出されて離婚、1人暮らしとなった。

もう1人は当時30代の男性。
男性は大学卒業後、新卒入社、営業部に配属された。
与えられた仕事に熱心に取り組み、会社の評価は高かった。
リーダーシップもあり、若手社員のリーダー的存在だった。

やがて、職場内結婚し、ダブルインカムの年収は皆に羨ましがられた。
子どもに恵まれると、奥さんは子育てに専念するため、円満退職した。
ところが、住宅購入のため頑張っている最中、男性はうつ病を発症した。
長期休職したが改善せずに退社、自宅療養となった。

長い人生の中で、現役世代の期間は限られている。
期間が限られているので、できるだけ頑張って稼ごうとする。
頑張って稼いでも、家族や健康を失っては元も子もない。
仕事は頑張りすぎずに、怒られない程度にこなすくらいがよいのである。

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