2021年4月27日火曜日

【エッセイ】投資は正々堂々と

偉大なる相場師の1人に、「最後の相場師」と呼ばれた是川銀蔵氏がいる。
彼は自著「相場師一代」の中で、「投資は正々堂々と」として以下を述べている。
「私の六十数年の投資人生で出合った人間の中で、最も嫌いな人間は正義感のない人間だ。
人に迷惑をかけても自分さえ儲かればいいという人物は大嫌いである」w

彼は、株価をつり上げ、空売りに誘い込んで買い占めたりする仕手を嫌っていた。
仕手に誘われたこともあったが、仕手に戦いを挑み、勝利している。
大勢の人を犠牲にし、自分だけが利益をせしめることは許されない。
株式投資でも常に、正々堂々勝負することが鉄則だとしているw

自身はある仕手株を10年以上保有している。
時価総額が小さく、普段は値動きが少ないが、ある日、突然、値動きが激しくなる。
自身は、買値の3倍になったときに、元本分を引き上げて、タダ株にしている。
よって、いくら激しく値動きしても、痛くもかゆくもないw

先日、一部を売却するため。買い板の状況を見ながら、売り注文を入力した。
入力すると、見せ玉と判断される可能性ありとの注意が表示された。
発注し、いくつかの買い板を約定させると、株価は下がった。
株価を下げて申し訳ないと思わなかったのは、仕手株だからかもしれないw

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