2022年10月23日日曜日

【これから株を始める君へ】安全域を広げること

株式投資で勝ち続けることは難しいという人は多い。
勝ち続けられない人にとって難しいのであって、勝ち続けることは難しいことではない。
株式投資で勝つためには、1に根性、2に努力、3、4がなくて、5に気合い。
という冗談はさておき、株式投資で勝つために大事なことについて書いてみるw

現在、世界最高の投資家とされるウォーレン・バフェット氏。
バフェット氏は、「バリュー投資の父」と呼ばれるベンジャミン・グレアム氏に師事した。
グレアム氏の著書である「賢明なる投資家」は、バリュー投資のバイブルとされている。
同書の中で、グレアム氏は、下記のように述べているw

「割安銘柄は本質的に、株価がその株式の評価価値よりも安い状態にあるわけで、その差がすなわち安全域である。安全域は、計算ミスや運の悪さを十分に吸収する効果がある」
(第20章 投資の中心的概念「安全域」)w

下図は、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループのチャート。
Rファンドは、青色のBPS(一株当たり純資産)と平均取得単価の間が「安全域」になる。
「安全域」が投資の中心的概念であることから、「安全域」を広げることが重要になる。
当たり前だが、何もしなければ、BPSの上昇で、上にしか広げることができないw

平均取得単価より高く売って、安く買い戻せば、平均取得単価を下げることができる。
平均取得単価を下げることで、「安全域」を下にも広げることができる。
下図は、Rファンドの買いを赤の縦線、売りを青の縦線にした8306のチャート。
2018年以降、「安全域」を広げるため、売買していることがおわかりいただけるだろうw

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