2015年9月8日火曜日

銘柄を明かさない理由33

登場人物紹介
・先輩:Yの取引口座があるA証券の長期運用部門を担当する天才女性トレーダー
・後輩:先輩の後輩w
・上司:YとA証券を目の敵にするB証券のトレーダー
・担当:上司の部下w
・先生:「売り」「買い」のどちらもとれる大物相場師
・Y:運用額は小額ながら、無敗の個人投資家、当プログの管理人w

B証券会社での会話
上司 「おいっ、貴様、どういうつもりだ、なぜ指示した株を買い付けなかった」
担当 「そんなに大きな声を出さなくても聞こえますよ、指示された株は売っておきました」
上司 「貴様、自分が何をしたか分かっているのか
担当 「あなたこそ、自分が何をしてきたのか思い返してみるべきでしょう」

上司 「どういう意味だ、俺がどれだけの実績をあげてきたのか知らないのか」
担当 「暴落相場や停滞相場でも、巨額の利益を叩き出した名トレーダーでしたっけ」
上司 「貴様、ただで済むと思うなよ
担当 「あなたの時代は終わったのですよ、直感だけでトレードする時代はね」

上司 「どういうことだ」
担当 「本日の役員会で、あなたの更迭が決まったそうです」
上司 「何・・・
担当 「数日後には辞令が出るそうです、短い間ですが、お世話になりました」

A証券会社近くでの会話
後輩 「先輩、イヤですね、あんなところで酔っ払いが寝てますよ
先輩 「この界隈で酔っ払っているのは、業界関係者だろ、ちょっと声かけてくる」
後輩 「変に絡まれたら、どうするんですか、関わらないほうがいいですって」
先輩 「大丈夫だ、心配するな」

後輩 「やっと戻ってきた、いったい何の話をしていたのですか」
先輩 「やはり業界関係者だったよ、いろいろあったみたいだ」
後輩 「まさか、また、名刺を渡して、困ったら連絡しろとか言ったんじゃ・・・」
先輩 「渡したよ、ようやく私のことが分かってきたようだな

その頃、Yは子供にいわれた言葉に落ち込んでいた。
買いを遅らせ10万円以上、安く買えるといったら、「結果を出せ」といわれたからであるw