2015年9月13日日曜日

落ちるナイフを拾った君へ4

君は下落相場で、チャンスとばかりに株を仕込んだ。
その後の下落により、君の仕込んだ株はマイナスになった。
自分は、仕込む時期が早すぎただけだ。
早くプラスにしたい君は、早期の買い増し(ナンピン)をしようとする。

安易な買い増しだけは、してはならない。
安易な買い増しをすることにより、長期のリターンは低下するのであるw
買い増しするのであれば、株価が半値になってからの同数買いである。
「無限ナンピン」こそが、最も効率のよい買い増しなのであるw

自身は2005年から株式投資を始めた。
当初、数百万円でスタート、資金を貯めては追加購入を続けた。
下記は、2011年10月のポートフォリオ(4743以外は現在も保有中)である。
リーマンショックに、東日本大震災の下落で、評価損益はオールマイナスであるw
2005年に購入した4743は、長期的にも高値掴みだった。
購入後、数年にわたり、安易な買い増しを行ったが、一向にプラスにならなかったw
下記は、2011年10月のポートフォリオに、現在の株価を落とし込んだものである。
結局、4743は安易な買い増しにより、大きなリターンを得られなかったことがわかるw


上記の中で、「無限ナンピン」を行ったのは、最上段の株である。
2007年に高値掴み、リーマンショック以降、半値になる度、同数買いした株であるw
個人投資家の最大の強みは、投資時期を分散できることにある。
購入後に株価が下落を始めたら、株価が半値になるまで、放置しておくことであるw