2023年1月1日日曜日

【新春コラム】2023年相場見通し~卯(う)跳ねるか~

明けましておめでとうございます。
会社員を卒業してから、3度目の正月になる。
1人暮らしなので、いつもの休日と変わらない。
いつもの休日と変わらない中、昨年と同じく相場見通しについて書いてみるw

干支の相場格言をご存知だろうか。
「辰巳(たつみ)天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ、戌(いぬ)笑い、亥(い)固まる、子(ね)は繁栄、丑(うし)つまずき、寅(とら)千里を走り、卯(う)跳ねる」w

昨年は「寅千里を走り」だったが、下記の理由から、千里は走らないと書いた。
1.新型ウイルスの感染拡大による医療体制のひっ迫。
2.世界的なインフレ加速。
3.米国の利上げと金融緩和策の縮小w

2と3の相乗効果(?)による相場へのマイナス効果は計り知れない。
よって、昨年の相場で儲けることは、よほどのことがなければ、難しいと書いた。
その後、最良の対策は、何もしないことか、インバース型ETFだとも書いた。
結果、3ファンドでは、何もしなかったRファンドのリターンが最もよかったw

では、今年の相場は「卯跳ねる」となるか。
上記の1から3までの状況は同じだが、跳ねる可能性はあると思っている。
ただ、跳ねるとしても、底打ちしてからの反発になると見ている。
跳ねる時期は、8306の値動きから、推測できるかもしれないと思っているw

下図は、8306 ㈱三菱UFJフィナンシャル・グループ。
日銀の金融緩和策の修正で、年末に上昇した。
現在の水準は、過去10年でいうと、2015年の高値付近であることがわかる。
ちなみに、赤の縦線がRファンドの買いの時期、青の縦線がRファンドの売りの時期w

下図の上は、日本銀行 時系列統計データ 検索サイトにある無担保コールレートのグラフ。
下は同期間の8306のチャートだが、相関関係にあることが確認できる。
もし、無担保コールレートが上がる場合、2005年のように上昇する可能性がある。
反対に、上がらなかった場合、2016年のように下落する可能性があるw

4月に日銀総裁が替わるらしいが、昨年末の上昇は上がるという期待からだろう。
だが、個人的には、上がらないと見ているので、そうなれば下落する可能性が高い
したがって、8306の底打ちが、今年の相場の底打ちになるのではないかと見ている。
もし、8306が底打ちするようであれば、2020年以来となる買いを入れる予定でいるw

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