2020年9月5日土曜日

【エッセイ】正直者が得をするとは限らない

自分で言うのも何だが、いわゆる真っ当な人生を歩んできたつもりだ。
もちろん、全く罪を犯さなかったかと問われると、はいとはいえない。
若かりし頃、道交法違反で反則切符を切られたことは、少なからずある。
それ以外では、おそらく、正直に生きてきたつもりだw

「正直者が得をする」という言葉があるが、「正直者がバカを見る」という言葉もある。
果たして、正直者は得をするのか、バカを見るのか。
結論からいうと、どちらも正しい。
ただ、「正直者がバカを見る」ではなく、「正直者が(相手の)バカを見る」だw

世の中には、自分の利益のために、人を騙そうとする人がいる。
自身も経験があるが、保険会社から、不利な契約への変更を勧められたことがある。
あと、法的には問題ないですといわれたことが、確認すると、違法だったこともある。
両方とも、然るべき相談窓口へ告発したことで、事なきを得たw

「正直者が得をする」という言葉は正しい。
ただ、正直者であるだけでは、得をすることはできない。
騙されそうになったときに、そのことに気づくことができるか。
さらに、気づいたときに、正しく行動することで、正直者が得をするのであるw

0 件のコメント:

コメントを投稿