2020年9月13日日曜日

【コラム】論語と算盤(そろばん)

あまり時事ネタは書きたくないが、思うところがあるので書いてみる。
総理大臣が辞任を表明、現在、後継者選びが始まっている。
後継者候補による会見の中で、ある候補者が「論語と算盤」を持ち出していた。
「論語と算盤」は、偉大なる実業家、渋沢栄一氏の言葉であるw

自身は「論語と算盤」のことは、偉大なる相場師、本多静六氏の著書で知った。
簡単にいうと、「事業とは儲かるものでなければならない。
しかし、この儲けを一人占めにしようなどと企てては、結局失敗である。
みんなで儲かるようなものでなければ、いい事業、いい会社にはならない」w

さすが、偉大なる実業家の言葉であって、なかなか、このようなことはいえない。
本多静六氏は著書「私の財産告白」の中で、渋沢氏を馬鹿正直としている。
だが、「利己本意に事業を始めたり投資をすれば、ゆくゆく関係者と利害の衝突を来して、ついに破綻を招く」と、渋沢氏の言葉を肯定しているw

自身には、大家としての家賃収入があり、株式投資による収入がある。
自身は利己本意の脱税が好きではなく、国の決まり通りに税金を納めている。
だが、自身が見た限り、「論語と算盤」について、詳しく解説する報道はなかった。
おそらく、「論語と算盤」の意味を知らない人が多いのだろうなと思うw

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