2020年9月4日金曜日

【コラム】魑魅魍魎の業界話

ある記事を読んで、思うところがあるので書いてみる。
築年数が古く、入居者がいない総戸数9戸のマンションがあった。
建物の傷みが激しく、解体することになった。
ところが、解体に必要な所有者の同意が得られず、行政主導で解体することになったw

解体業者の当初の見積は、5000~6000万円だったらしい。
ところが、追加工事や工法変更などにより、最終1億1800万円ほどになったらしい。
1所有者あたりの負担額は、1億1800万円÷9人=約1300万円。
あまりの高額請求に、支払いに困っている所有者がいるらしいw

記事では、マンション購入のリスクを伝えている。
だが、自身からいわせると、後から追加請求してくる解体業者を問題にすべきである。
ど素人じゃあるまいし、解体前に追加のない解体費を算出すべきである。
おそらく、行政の発注なので、後からいくらでも請求できると思ったのだろうw

建築業界にはこのような業者が多く、魑魅魍魎の業界である。
自身が所有するマンションでも、ときおり、管理会社から維持管理の見積が出てくる。
一度、あまりにも高いので、自身が反対すると、別会社の安い見積が出てきた。
以降、適切な見積が出てくるようになり、建築士の自身が反対することはなくなったw

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