2024年12月17日火曜日

【エッセイ】定年後の問題について思うこと

経済コラムニストの大江英樹氏が、今は定年3.0とされている。
定年3.0に至るまでの過程を、以下のように分類されている。
・定年1.0:生活の不安なくのんびりと暮らせた時代
・定年2.0:「老後のお金」に関する常識が大きく変化した時代のシニア像
・定年3.0:「お金」「健康」「孤独」の3つの問題をそれぞれが解決していかなければならなくなったw

自身は定年前に会社員を卒業したが、上記に思うことがあるので書いてみる。
定年1.0は、自身の祖父母世代で、定年まで勤めるだけで、のんびりと暮らせた時代。
定年2.0は、自身の父母世代で、「老後のお金」があれば、のんびりと暮らせた時代。
定年3.0は、自身たちの世代で、「お金」「健康」「孤独」の問題を解決すれば、のんびりと暮らせる時代のように思うw

自身たちの世代には、「お金」「健康」「孤独」の3つの問題があることになる。
問題が増えた原因は、少子高齢化、核家族や未婚率の増加などがあるのかもしれない。
ただ、自身が知る限り、定年後に3つの問題を解決できていない人は多いように思う。
「お金」はあるが「健康」でない人、「お金」もあり「健康」だが「孤独」な人などw

例えば、「お金」はあるが「健康」でない人。
このタイプに多いのが、定年前に健康管理していなかった人のように思う。
会社の健康診断しか受けずに、人間ドックを受診しなかった人。
それらの結果がよくなくても、今年もダメだったといい、何もしなかった人w

次に、「お金」もあり「健康」だが「孤独」な人。
このタイプに多いのが、定年前に管理職だった人のように思う。
管理職で給与もよかったので、健康管理もできていた。
ただ、定年前に管理職の仕事しかしてなかった人w

実名や顔がわかるSNSの世代別利用者は、高齢者が多い。
おそらく、会社員時代の誰かに見つけてもらい、声をかけて欲しいのだろう。
少し考えればわかるが、誰も声をかけようと思わないから、「孤独」なんだと思う。
個人的には、このことがわかっていないと、自力での解決は難しいのではと思っているw

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