2024年1月8日月曜日

【エッセイ】被災地の調査結果に思うこと

大学の研究者が、能登半島地震で倒壊したビルを調査した結果は以下らしい。
・同ビルは固い地盤まで杭を打ち込んだ「杭基礎」。
・杭と基礎の接合部が、激しい揺れで断ち切れたり抜けたりした可能性がある。
今の時期に調査したことは別にして、書きたいことがあるので書いてみるw

倒壊したビルの写真を確認したが、一級建築士の自身の見解は以下になる。
・同ビルは固い地盤まで杭を打ち込んだ「杭基礎」ではない。
・当時は杭と基礎の接合は求められておらず、元から接合されていなかった可能性がある。
したがって、倒壊原因は地震による地盤の変状である可能性が高いw

大学の研究者は、地盤工学を専門に研究しているらしい。
地盤工学が専門なので、建築業者の手抜き工事を疑ったのかもしれない。
建築業界では、大きな地震があるたびに、法改正が行われてきた。
個人的には、今回の地震でも法改正がされるのではないかと思っているw

地震が起きて建物に被害が生じた場合、建物の揺れや地盤の変状が原因とされる。
だが、建築時に手抜きがあったのではと思う人もいる。
中には、建築業者相手に裁判を起こす人もいる。
被災地の復興が始まれば、裁判を起こす人が現れるかもしれないw

裁判しても、建築時の手抜きを立証することは極めて困難になる。
手抜きが認められたとしても、建て替え費用まで認められることは極めて稀になる。
自身は、所有するマンションの火災保険に地震特約をつけている。
もし、地震で被害が生じたとしても、裁判を起こすようなことはしないだろうw

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