2024年1月13日土曜日

【エッセイ】株の売買で儲かる人は増えている

日本証券業協会の「個人投資家の証券投資に関する意識調査」がある。
同調査には、売買益が出た、売買で損したなどの回答もある。
2022年に売買で損した人は一割に満たなかった(9%)。
過去のデータも含め、気づいたことについて書いてみるw

下図は、2015~2022年の有価証券売買損益の推移。
2015年に売買益が出た人は23.6%だが、2022年は44%に増加している。
2015年に売買で損した人は15.1%だが、2022年は9%に減少している。
いずれも波はあるが、儲かる人が増え、損する人が減っていることがわかるw

儲かる人が増え、損する人が減っているが、世間では反対のことがいわれている。
「株で儲けることができるのは一割しかいない」、「多くの人が損する」など。
なぜ、反対のことがいわれているのか。
答えは、今と昔の投資環境の違いにあると思っているw

下図は、2015~2022年の回答者の年齢の推移。
2015年の20~30代は9%だが、2022年は17.5%に増加している。
20~30代が増加したが、その他の年齢は減少している。
したがって、20~30代が増えたので、儲かる人が増え、損する人が減った可能性があるw

今は昔と違い、売買の主流はネットになっている。
売買手数料無料の証券会社もあり、様々な情報を入手することもできる。
20~30代は、売買で損をする人が一割程度だということはわかっているだろう。
つまり、昔の投資環境に慣れ親しんだ人が、反対のことをいっている可能性があるw

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