2019年5月19日日曜日

【エッセイ】会社員の下克上は残酷だ

下克上(げこくじょう)とは、下位の者が上位の者を政治的・軍事的に打倒する行為。
戦国時代の社会的風潮を象徴する言葉ともされている。
戦国時代の昔話であれば、痛快な話と受け取られるかもしれない。
だが、現代における会社員の下克上は残酷だw

かなり前になるが、自身の勤務先に傲慢な上司がいた。
ある日のこと、正義感あふれる若い男がやってきた。
当然ながら、正義感あふれる若い男は傲慢な上司と衝突した。
2人は和解することなく、やがて若い男は他部署へ異動になったw

その後、若かった男は、傲慢な上司より出世し、人事に配属された。
配属されて、しばらくすると傲慢な上司に対して、降格人事が発令された。
傲慢な上司は、権限や部下を取り上げられ、未経験の部署に異動となった。
傲慢な上司だった男は、仕事も与えられず、放置プレー状態らしいw

先日、若かった男と飲む機会があり、若かった男が笑いながらいった。
「あいつ、まだ辞めないよ。住宅ローンや子どもの教育費があるんだろうな。
転職したいだろうが、歳も歳だし、スキルもないから転職できないんだろうな」
絶対、この男だけは敵に回したくないと思ったことは、いうまでもないw

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