2019年5月16日木曜日

【エッセイ】相場格言「セルインメイ」について思うこと

「Sell in May and go away, don’t come back until St.Leger day」
直訳すると「5月に株を売って、9月まで戻るな」という相場格言である。
いわゆる、「セルインメイ」としても知られている。
6月から8月にかけては、相場が下がるので手を出すなという先人たちの教えであるw

以前から書いているが、今年の相場は3年前の相場と似ている。
下図はTOPIX(東証株価指数)の10年チャートだ。
チャートからは、3年前とよく似た動きであることがわかる。
注視したいのは、相場が大きく下げた6ヵ月後に買い場が訪れることだw


相場が大きく下げたとき、欲望から多くの投資家が信用取引で買い向かう。
また、相場が大きく下げた恐怖から、損切りする投資家もいる。
やがて、信用取引の期限である6ヶ月後になる。
信用取引で買い向かった投資家は、いくら含み損だろうが強制的に決済されるw

自身は、大きく下げた昨年末から6ヶ月後の、6月に買い場が来るとみている。
「安く買って、高く売る(Buy low,Sell high)が、株の基本だ。
つまり、「セルインメイ」のような売買は、株の基本に反することになる。
自身からすると、「6月に株を買い、9月になっても決して売るな」なのであるw

0 件のコメント:

コメントを投稿