2015年4月11日土曜日

これから株を始める君へ28

君の保有株が値上りし、結構な含み益が出ている。
このまま保有していても騰がるかもしれないが、いつ急落するかもしれない。
よりリターンの大きそうな出遅れ株に乗り換えても悪くないと君は考える。
翌営業日に君は全ての保有株を売却し、利益確定できたと喜ぶ。

君のやり方で、ファンドのリターンを上回るのは極めて難しい。
何故なら、中長期運用の最大のメリットである複利を活かせていないからであるw
君の行為は、デイトレの持ち越し期間が単に長くなっただけである。
当たり前だが、保有期間が長ければ長いほど、複利効果は大きくなるw

全株売却することは、複利による評価損益増加の機会を自ら放棄することに等しい。
平均年間利回り8%だとしても、評価損益は10年後に2倍、30年後には10倍になるw
売却するのであれば、元本分だけ売却することをオススメする。
残りの株は長期保有し、複利による評価損益増加を狙うのが最も効率的だと考えているw

残りの株は、評価額イコール評価損益となる。
つまり株価が0円にならない限り、株価がいくら増減しようが常にプラスなのであるw
自身が保有中のある株は、数年前、購入価格の3倍になったとき元本を回収した。
その後も株価は調整しながら騰がり続け、元本回収時の2倍以上の株価になっているw

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