2015年3月25日水曜日

会社員と相場師4

会社員と相場師のどちらがよいかと聞かれたら、今は会社員と答える。
決まった時間に仕事をしていれば、毎月、一定額の給与が支給される。
経営層でなければ、よほどのミスをしない限り、仕事で責任をとらされる事もない。
また職場には人との触れ合いがあり、いい意味での人生経験にもなる。

先日、異動が決まった上司と2人で呑む機会があった。
ほどよく酔った上司に「君には感謝している。死ぬまで君の事は忘れない」と言われた。
数年前、着任間もない上司が慣れない仕事で窮地に陥っていた。
自身の得意分野だったので、率先して上司を助けて窮地を乗り切った。

自身はその上司だから手助けしたのではない。
窮地に陥っている人がいて、自身が助けることができたから助けただけである。
だが酔った席のお世辞とはいえ、感謝されて素直に嬉しかった。
このような出会いと別れがあるから、会社員を続けているのかもしれない。

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