2015年3月8日日曜日

偉大なる相場師に学ぶ ウォーレン・バフェット

誰でも「相場師」になることはできる。
「相場師」として成功するためには、学ばなければいけない。
学ばずに相場を張っても、失敗することは歴史が証明している。
幸いにも偉大なる相場師達は、我々に数多くの教訓を残してくれている。

ウォーレン・バフェットという相場師がいる。
彼の手法に関しては多くの書籍があるが、自身の手法を見つめ直す意味で書いてみる。
偉大なる相場師の多くがそうであるように、彼の教えもシンプルである。
彼もまた我々に数多くの教訓を残してくれている。

「いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限り持ち続ける」
彼が手がけてきた企業は、自国民の生活に密着した大企業が多い。
アメリカン・エキスプレス、ウォルト・ディズニー、ワシントン・ポスト、コカ・コーラ等々。
いい銘柄とは、自国民の生活に密着した大企業であることを教えてくれている。

「普通の企業を格安で買うよりも、優れた企業を相応の価格で購入する」
以前にも書いたが、優良成長企業は成長に伴い、PBR(株価純資産倍率)が向上していく。
彼が購入した企業の多くが、購入時の数倍の株価になっている。
割安でなくとも、相応の価格で購入すれば大きな利益が得られることを教えてくれている。

「ルールその1:絶対に損をしない。ルールその2:絶対にルールその1を忘れるな」
一読すると、ロスカット(損切り)してはいけないという教えにとれる。
自身は、株式投資全般における教えだととらえている。
絶対に損をしないために、どのような行動をすべきか常に考えよという教えだと思っている。

彼の教えは、自身の中長期運用のベースになっている。
彼と同時代に、株式投資できることは光栄だと考えている。