2019年11月20日水曜日

【エッセイ】理想の親かもしれないと思うとき

自身が高校生の頃、親に真顔でいわれたことがある。
「大学へ行かずに働けば、車を買ってやる」と。
最初に聞いたとき、実の親ながら、馬○じゃねえかと思った。
自身が大学へ行くというと、しぶしぶ行かせてくれたw

おそらく、当時は家計に余裕がなかったのだろう。
大学を卒業してからも、大学へ行かせるのは大変だったとよくいわれた。
自身からすると、子どもを作ったのなら、子どもが望む道へ進ませろである。
反対にいえば、子どもが望む道へ進ませられないなら、子どもを作るなであるw

自身の娘は、中学は公立だったが、高校、大学は私立だった。
計算したことはないが、学費だけでも都内で中古マンションが買える金額だったと思う。
だが、娘に奨学金を借りさせたことはなく、自身が現金で払ってきた。
娘が希望する進路に金銭面で反対したことはなく、進路の選択は娘に任せていたw

進路の選択に際し、娘にいっていた言葉がある。
自分の人生なんだから、自分で決めたらいいと。
自身は娘に仕送りを求めるつもりはないし、将来、娘の世話になるつもりもない。
他人様にはいわないが、我ながら、子どもにとって理想の親かもしれないと思っているw

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