2020年10月18日日曜日

【エッセイ】不動産を買い続けた両親に思うこと

地方に住む自身の両親が現役だった時代は、不動産イコール資産の時代だった。
当時、不動産価格は上昇を続けており、売る時の方が高く売れる時代だった。
自身の両親は、持ち家を手に入れた後、不動産を買い続けた。
中古の戸建て、区分マンション、山奥の別荘地などなどw

数十年経った今、全ての売値が買値を下回っている。
しかも、戸建ての一部は空き家、山奥の別荘地に建物が建ったことは一度もない。
地方なので、固定資産税などは少額だが、収入がないため、完全な赤字である。
売るようにいったことがあるが、損を認めたくないのか売却する予定はないようだw

だが、このままだと、いずれ子どもたちが、これらの不動産を相続しなくてはならない。
収入の得られない不動産であっても、税金はかかるため、払い続けなくてはならない。
また、管理状態がよくなく、他人に迷惑をかけた場合、損害賠償請求されるかもしれない。
このような不動産は負の遺産であり、まさしく、負動産でしかないw

自身は区分マンションを所有している。
住宅ローンは完済しており、今は人に貸して、家賃を得ている黒字物件だ。
だが、いつか頃合いをみて売却、売却した金で株を買いたいと思っている。
なぜなら、自身の子どもには、不動産ではなく、株を残したいからであるw

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