2020年10月3日土曜日

【エッセイ】会社員の引き際について

自身が退職した会社の人と飲む機会があった。
退職した会社も、新型ウィルスの影響で、業績はよくないらしい。
退職した会社では、世代交代が行われているらしい。
具体的には、一定の年齢になれば、地位を剥奪する"役職定年"の導入であるw

自身がいた頃は、"役職定年"はなく、定年までに地位を剥奪されることは少なかった。
ところが、今は一定の年齢になれば、地位を剥奪、それに伴い給与も減らされるらしい。
一定の年齢になれば、管理職という立場から、管理される側にシフトする。
今まで、管理していた年下の部下に、ある日から、管理されるようになるのであるw

今回、"役職定年"になった人の中には、2通りの人がいるそうだ。
ある人は、部下を育てることを心がけていたため、今でも部下に慕われているらしい。
ある人は、部下を管理することが仕事だと思っており、部下に厳しく接していた。
その結果、かっての部下たちから無視され、誰からも相手にされない状態らしいw

自身は退職する数年前から、部下を育てることを心がけていた。
いつか、自身はいなくなる、ならば、部下を育てることが自身の役目だと思っていた。
会社員には、いつかは世代交代のとき、引き際が訪れる。
引き際に備え、部下を育てた自身のことを、部下は今でも懐かしがってくれているらしいw

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