2015年11月1日日曜日

子供の学費を用意する方法2

奨学金もそうだが、住宅ローンは立派な借金である。
住宅ローンを返済しながら、子供の学費を貯めようとは思わないことである。
優先順位としては、住宅ローンの完済が一番なのである。
高校卒業までに住宅ローンを完済できれば、ローンの返済額を学費にスライドできる。

子供が高校卒業するまでに完済できる物件は、いくらなのかを試算する。
(毎年の貯蓄見込額)×(高校卒業時の年齢-現在の子供の年齢)>=(物件価格)
毎年の貯蓄見込額が200万円で、高校卒業まで10年の場合は以下になる。
200万円×10年=2000万円、すなわち2000万円以下の物件しか買えないということになる。

3000万円の物件を買いたいのであれば、毎年の年間貯蓄額を300万円にすることである。
当たり前だが、収入-支出の差が貯蓄となる。
高校卒業までは、現在の収入しか得られないと想定することだ。
間違っても、昇給や資産運用による利益収入を見込んではいけない。

収入が増やせないのであれば、支出を少なくするしかない。
支出を少なくするには、無駄な物を買わないことである。
ところが言葉ではわかっていても、なかなか実行できない人が多い。
そういう人は、自らを「無駄な物を買えない」状態にすることである。

長くなったので、続きは「子供の学費を用意する方法3」でw