2015年11月21日土曜日

証券投資に関する全国調査(調査結果概要)

日本証券業協会が3年毎に実施している件名の調査。
この度、調査結果概要が公表されたので、解説する。
ちなみに自身は日本証券業協会とは、何の関係もない。
それでは、いってみようw

金融商品別の保有率は、「預貯金(91.9%)」が圧倒的に多い。
次に多いのが「株式(13.0%)」、「投資信託(9.0%)」と続く。
ちなみに、「何も持っていない(7.6%)」である。
資産運用に保守的な人の割合が多いことがわかる。

金融商品保有額分布を見ると、「100~300万円未満(19.1%)」が最も多い。
過半数が、300万円未満である。
株式の保有率は、阪神、京浜、近畿、東海などが高い。
かたや、北海道、東北、九州、沖縄などが低い。

株式・投信の購入意向(個人年収別)の結果は興味深い。
年収が高い層ほど、金融商品の購入意欲が高まっている。
株式の購入意欲は「年収500~700万円未満(22.1%)」となっている。
かたや、「年収1000万円以上(46.3%)」と倍以上である。

証券投資の必要性で、証券投資が必要だと思う理由の1位は以下である。
「預貯金だけでは十分利息を期待できない(66.4%)」
必要だとは思わない理由の1位が、「金融や投資に関する知識持っていない(38.5%)」
12月上旬に報告書が公表予定らしいが、自分の立ち位置を知る上でも貴重な資料であるw