2015年11月5日木曜日

金融理論のお勉強

自身は理系で、経済学などを学んだことはないが、学ぶのは嫌いではない。
先日、面白い金融理論を見つけたので紹介してみる。
その理論は「プロスペクト理論」というらしい。
不確実性に関する意思決定モデルの一つらしい。

プロスペクト理論の元になった実験に、以下の質問がある。
質問1:君の目の前に、二つの選択肢がある、どちらかを選択しなさい。
1.無条件で100万円が手に入る。
2.コインを投げ、表なら200万円が手に入るが、裏なら何も手に入らない。

実験では、1を選ぶ人が圧倒的に多かったらしい。
自身も上記の設問なら、選ぶのは1である。
次に質問2である。
君はどちらを選択するだろうか。

質問2:君には200万円の負債がある、どちらかを選択しなさい。
3.無条件で負債が100万円減額され、負債総額は100万円になる。
4.コインを投げ、表なら負債が全額免除、裏なら負債総額は変わらない。
実験では、4を選ぶ人が圧倒的に多かったらしい、自身も4である。

冷静に考えると、1と3を選択すれば、負債は無条件で0になることがわかる。
この実験からわかることは、人は利益を求める際は、堅実な選択をする。
ところが、負債を減らす選択においては、多くの人がリスキーな選択をするのである。
本日の講義はここまでとする、次回の講義は未定であるw