2015年11月8日日曜日

子供をいじめから守る方法

いじめで自らの命を絶つ子供が、後を絶たない。
子供をいじめから守るためには、どうしたらよいか書いてみる。
学校や地域は、子供をいじめから守ってくれない。
当たり前だが、子供を守れるのは、親だけである。

よく、いじめられたら親や先生に相談しなさいという人がいる。
親や先生に相談できれば、自ら命を絶とうとは思わない。
では、どうすればよいか。
毎日、子供とコミュニケーションを取れる環境を作ることである。

具体的には、子供部屋を与えないことである。
子供部屋を与えなければ、イヤでも毎日、親と顔を合わせざるをえない。
当たり前だが、子供部屋がなければ、引きこもることもできない。
毎日、顔を合わせていれば、親は子供の異変に気づくことができるのである。

我が家では、子供部屋を与えていない。
リビングの片隅に勉強机を置いて、子供の勉強スペースにしている。
おかげで、小学校の頃、いじめられたことがあったが、すぐに気づくことができた。
相手の親子を呼び出して、直接、抗議をしてから、いじめられることはなくなった。

昔の家は、襖や障子で仕切られた、いわゆる田の字の間取りが多かった。
個々のプライバシーはなかったが、コミュニケーションはあった。
考えてみれば、家族間でプライバシーが必要というのも、おかしな話である。
家族だからこそ、プライバシーなどという概念はなくすべきなのである。

これから住宅を購入する方へアドバイスする。
子供をいじめから守りたければ、子供部屋がある物件は購入しないことである。
ファミリータイプといい、子供部屋を設けた間取りのマンションがある。
面積を広くすることで、販売価格を高くすることが目的なのである。