2024年8月24日土曜日

【エッセイ】TOPIXとユーロ円の関係

日銀総裁が、閉会中審査において、状況次第で利上げを検討する考えがあることを示した。
欧州中央銀行(ECB)では、9月理事会で追加利下げする可能性が高まっている。
日銀が利上げ、欧州中央銀行が利下げした場合、ユーロ円が下がる可能性が高い。
TOPIX(東証株価指数)とユーロ円の関係について書いてみるw

2020年からの大規模金融緩和により、各国相場は上昇した。
その後、物価高騰の対策として、日本を除く各国は利上げした。
その結果、各国との金利差が大きくなり、歴史的な円安(ユーロ円高)となった。
これから金利差が縮小されるので、円高(ユーロ円安)になる可能性が高いw

TOPIXは東京証券取引所の指数だが、取引の半分以上を海外投資家が占める。
海外投資家で最も多いのが、欧州の投資家になる。
ユーロ円が上がれば、割安の日本株を買い越してくるため、TOPIXは上がる。
下図は、TOPIXとユーロ円の推移だが、相関関係にあることがわかるw

では、ユーロ円安になった場合、TOPIXにどのような影響があるのか。
上図からは、ユーロ円が10円下がれば、TOPIXが200下がることがわかる。
現在のユーロ円が160円ほどなので、130円になれば、TOPIXは600下がることになる。
ただ、TOPIXの変動要因はユーロ円以外にもあるため、さらに下がる可能性があるw

今年から始まった新NISA(少額投資非課税制度)。
自身の周りでも始めた人がおり、メリットのある制度だと思っている。
だが、自身は始めておらず、娘夫婦にもまだ始めないように伝えている。
なぜなら、前述の通り、今年は高値掴みになる可能性が高いからであるw

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