【エッセイ】高齢の投資初心者に思うこと

先日、株式投資セミナーの様子が報道されていた。

60代の男性が、インタビューに答えていた。

「株の知識は全然ないが、残された時間が少ない。

短期でリスクを取らないといけないと考えている」ｗ

最初に観たとき、正直いって大丈夫かなと思った。

だが、この人なら大丈夫かもしれないと考えが変わった。

今まで株をしていないということは、真面目に働いてきたんだと思う。

短期でリスクを取る理由も明確で、自分の立場がわかっているなと思ったｗ

以前は、老後はリスク資産の割合を減らしましょうという意見が多かった。

最近は、老後から資産運用を始めましょうという意見が多くなっている。

しかも、その内容は積立投資が多く、〇〇年後にはこれだけ増えます的な内容。

それまでの生活費はどうするんだと、ギモンに思うものが多いｗ

過去の歴史的な上昇相場は約35年間隔で起きている。

言い換えれば、これから35年は今回のような相場じゃないということ。

60代の男性がいうように、株をするなら短期でリスクを取るしかないことになる。

もちろん、60代に限らず、35年後に投資できない全ての人にいえることになるｗ