2024年8月17日土曜日

【エッセイ】カスタマーハラスメント対策に思うこと

カスタマーハラスメントは、顧客による理不尽で著しい迷惑行為。
最近、企業も対策に乗り出している。
厚生労働省の"カスタマーハラスメント対策企業マニュアル"を読んだ。
誰かの参考になるかもしれないので、思うことを書いてみるw

結論から書くと、誰でも対応できる体制を作ること。
例えば、コールセンターであれば、電話は録音されているとメッセージを流す。
録音していることを相手に伝えれば、相手も冷静になることが多い。
個人的には、かなりの件数を減らせると思っているw

問い合わせ内容が把握できたら、マニュアルの記載内容であれば、回答する。
マニュアルに載っていない内容であれば、電子メールなどの文書での送付を依頼する。
理由は、回答にあたり、正確に内容を伝える必要があるため。
文書を送ってきたら、リーガルチェック後の回答を送ればよいw

金融関係で多いのが、電話で全てを終わらせようという対応。
何かあったときに、証拠を残したくないことや、担当者の責任にするためだろう。
自身も経験があるが、電話で全てを終わらせるには、かなりのスキルが必要になる。
前述の方法であれば、環境さえ整えれば、誰でも対応できるようになるだろうw

対応する際に気をつけたいのが、相手に理解してもらうこと。
たまに相手を説得しろという、とんでもない指示をする人がいる。
説得するのは営業などの仕事であって、問い合わせ対応の仕事ではない。
理解して納得するかは、その人次第なので気にする必要はないw

かなり前の話になるが、あるコールセンターへ電話したことがある。
回答が要領を得なかったので、上司が契約内容(約款)をわかっていないと思った。
後日、上司に電話、約款と回答の異なる点を伝え、理解してもらった。
このような場合は、組織としての教育の問題だと思うw

0 件のコメント:

コメントを投稿