昨日、日経平均株価が歴代2位となる-2,216.63円の下落幅となった。
メディアでも、不安になった人が証券会社に問い合わせる様子が報道されていた。
証券アナリストなど多くのコメントを読んだが、下記には笑った。
「長期で積立していたら、何十年か先には日経平均は4万円を超えるでしょう」w
長期であれば、右肩上がりなのは、歴史が証明している。
だが、不安な人が知りたいのは、そんなことではないと思う。
自身もそうだったが、急落時に知りたいのは、今後の見通しである。
どこまで下がるのか、底打ちするのはいつなのかなどw
歴代1位の下落幅は、1987年10月20日の-3,836.48円。
前日19日(月曜日)に起こった香港発の暴落から、ブラックマンデーと呼ばれている。
ニューヨーク証券取引所も暴落したが、一因はコンピュータの処理能力不足だった。
東京証券取引所も暴落したが、一時的な原因のため、その後、反発して上昇しているw
下図は、TOPIX(東証株価指数)の長期チャート。
赤丸がブラックマンデーの箇所だが、大きく下がった後、反発していることがわかる。
したがって、ブラックマンデーは、上昇過程における一時的な下落ということになる。
個人的には、昨日が下落過程における歴代1位の下落幅なのではと思っているw
では、歴代1位となる下落幅を記録した今回の下落はどこまで下がるのか。
上昇の原因となる金融緩和が始まった2020年の水準まで下がる可能性があると思っている。
下図のように、日経平均株価なら19,000~27,000円、TOPIXなら1,400~1,800。
少なくとも、上限まで下がるまでは、買いは控えたいと考えているw
先日までの上昇過程で、他国と比較して、日本によかった点が一つある。
他国では金融緩和により、不動産価格が上昇した。
日本はバブル期の教訓があったためか、都心などの一部を除いて上昇しなかった。
もし、不動産価格が上昇していたら、生活に大きな影響が出ていたかもしれないw
中国や欧米では不動産の価格が下がり、不良債権化しつつある。
当初、リーマン・ショックで、日本に影響はないだろうといわれていた。
ところが、日本にも影響があり、経済に大きなダメージを受けた。
下げ止まったあと、リーマン・ショックのようなことがなければいいがと思っているw
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