2009年、某大学の投資サークルOB3人が金融商品取引法違反で有罪判決を受けた。
2014年、この投資サークルOBの別の2人が同法違反で有罪判決を受けた。
彼らが行っていたのは、偽の買い注文を出して、成立前に取り消す「見せ玉(ぎょく)」。
「見せ玉」により、株価を吊り上げることで、不正な利益を得ていたw
2009年の事件は、証券取引等監視委員会の「告発の現場から」に掲載されている。
事件の概要や背景、告発の意義などを読んだが、わかりやすく解説されていた。
以前の電話取引だと、このような相場操縦は仕手集団などに限られていた。
ネット取引だと、仕手集団でなくても、できてしまうという部分には納得できたw
他の違法行為もそうだが、電話取引だと誰かに疑われたかもしれない。
誰かに疑われたら、そこで思いとどまっていたかもしれない。
ネット取引では注意喚起は出ても、誰かに疑われることはない。
したがって、思いとどまることなく、してしまったのかもしれないw
ネット取引は、不正はしやすいかもしれないが、証拠が残る。
下記は「告発の現場から」の一文だが、証拠が残るため、必ず摘発されることになる。
"ネットは監視されている!必ず摘発される!
「見せ玉」はゲームじゃない!犯罪だ!厳罰が待っている!"
新NISA(少額投資非課税制度)が始まったことで、投資を始めた人は多い。
これらの人に向けた教育資料も多く用意されている。
自身が知る限り、禁止行為について、詳しく解説している資料はないように思う。
個人的には、禁止行為についても、教育した方がよいと思うw
以前に確認したことがあるが、金融関係の法律は複雑で、頻繁に改正されている。
これらの理由には、ネット取引の歴史が浅いこともあると思われる。
ゲーム感覚でしたことが、有罪となれば、その後の人生が変わることになる。
将来的に、投資家になるには、資格が必要な時代が来るかもしれないw
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