2018年9月15日土曜日

【コラム】リーマン・ショックから10年後に思うこと

リーマン・ショックが始まったのが、今から10年前の2008年9月15日。
自身は2005年夏に取引口座を開設、株式投資を始めた。
株式投資を始めた3年後に、暴落相場を経験したことになる。
2005年からの国内相場について、振り返ってみるw

下図は2005年から現在までの東証株価指数(TOPIX)の推移である。
2005年から上昇した相場は、2007年まで高値圏にあった。
当時は店頭に株の本が平積みにされ、街には景気のいい話が飛び交っていた。
大半の株は定価(BPS)以上になっており、いわゆるバブル状態にあったw

2007年後半から2008年にかけて、相場は落ち着きを見せ始めた。
2008年になり、相場上昇への期待が高まっていた。
そこにリーマン・ショックが始まり、株価は軒並み、急落した。
上図の通り、凄まじい落ちっぷりで、まさしく垂直落下状態であるw

その後、2011年の東日本大震災の急落相場を経て、相場は上昇している。
今は、リーマン・ショック前の2007年の水準まで回復している。
つまり、リーマン・ショック以降は、買うだけで儲かった相場なのである。
リーマン・ショック以前に買っていても、配当で儲けることができた相場なのであるw

2005年以降に株式投資を始めた人は、全員が儲かっているはずである。
儲かっていない人がいたとしたら、投資手法に何らかの問題があったのだろう。
あるいは、投資先の企業を見る目がなかったのかもしれない。
リーマン・ショックは投資家たちに、貴重な経験をさせてくれたのかもしれないw

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