2017年3月11日土曜日

【コラム】不動産投資は借金して博打するようなもの

よく投資は余剰資金でしなさい、といわれている。
当たり前の話で、投資したはいいが日々の生活に困窮すれば、本末転倒だからだ。
株式投資で信用取引を使えば、元本以上の取引を行なえる。
だが信用取引を使った時点で、すでに余剰資金の投資ではなくなっているw

信用取引は、証券会社から金を借りて行なう株式取引である。
金を借りた以上、決められた期限に返済しなくてはならない。
しかも期限までに、株価が騰がる確率は2分の1である。
いわゆる丁半博打の世界であり、とても投資と呼べる代物ではないw

余剰資金の投資ではないという点では、不動産投資も同じである。
金融機関から金を借りて、返済額と家賃との差益を得ようとする。
だが返済期間に、空室となる確率は2分の1である。
信用取引と同じく丁半博打の世界であり、とても投資とは呼べないw

真の不動産投資とは、地主や家主が余った土地や建物を有効活用することをいう。
ところが昨今、流行の不動産投資は名は同じだが全く別物である。
単に金融機関から借金して、物件を購入しているだけである。
「投資」ではなく「借金」であることに、なぜ気づかないのかと思うw