2015年8月30日日曜日

ポートフォリオの大半がマイナスの君へ

君のポートフォリオの大半は、マイナスになっている。
世界の株式市場が暴落したから、仕方がない。
たまたま運が悪かっただけだ、日経平均株価はV字回復しつつある。
そのうち、プラスに転じるはずだと、君は思う。

君が投資している金融商品、もしくは投資手法には、致命的な問題がある。
今回の変動は、暴落ではなく、たかだか数%の下落であるw
直近で購入した1割か2割の金融商品や銘柄がマイナスなら、まだいい。
数%の下げで、大半の金融商品や銘柄がマイナスになるのは致命的な問題があるw

リーマンショックのような真の暴落相場では、8割近い下げはいたるところにあった。
今の君のポートフォリオでは、暴落相場が来たときに、莫大な含み損を抱えることになるw
もちろん、貯蓄に励み、「無限ナンピン」を行えば、プラスにはできる。
しかし、「無限ナンピン」でプラスにするためには、膨大な時間を要することになるw

積立投資信託を行っている君は、プラスになり次第、積立を止めることをオススメする。
積立により、平均取得単価は常にインデックスに連動するw
上昇時はよいが、下落すれば、すぐに含み損を抱えることになる。
プラスになり次第、投資時期を分散できる金融商品に切り替えることだw

個別株への投資をしている君は、保有銘柄を見直すことだ。
PBRが1倍未満なのか、1倍以上なのか、配当はあるのか、ないのかw
数%の下げでマイナスになるということは、割高株を購入している可能性が高い。
もし、割高株ならば、プラスになり次第、割安株に入れ替えることだw

最後に、自分は現金の比率を高めているから大丈夫だという君。
君は確かに大丈夫かもしれない、しかし君が投資で大きく資産を増やすのは難しいだろうw