2015年8月25日火曜日

落ちるナイフを拾った君へ

君は今が買いだとばかりに、下落中の株を買った。
翌日も株価は下がり続ける。
評価損益のマイナスは増え続けていく。
落ちるナイフを拾ってしまったことに、ようやく君は気づく。

落ちるナイフを拾っても、プラスにする方法はある。
配当がある株なら購入するだけで、預貯金を遥かに上回るリターンを得られるw
これから君が気をつけなくてはならないのは、安易な買い増し(ナンピン)である。
下がる度に買い増ししていては、資金が尽きて、身動きが取れなくなるw

買い増しは、株価が購入時の半値になってから、同数の株を買うことだ。
よほどのことがない限り、半値になるには、時間がかかるw
その間は、下手に買い増しせずに、資金を貯めることだ。
間違っても、別の銘柄を購入しようという気は起こさないことだw

買い増しの時期が遅くなるということは、時間的な分散投資にもなる。
時間をおいて買いにはいることで、冷静に相場をみることができるようにもなるw
大半の株は、不動産とは違い、年数が経てば経つほど、価値が上がる。
君が買ったのは、有価証券という資産であることを忘れないことであるw

自身は初期の頃、落ちるナイフを拾うどころか、手当たり次第に掴みまくっていた。
数年前にようやく当時のキズは癒えたが、完治(プラスに)するまで数年間を要したw