2024年10月20日日曜日

【エッセイ】住宅の買い煽り記事に思うこと

原材料や人件費の高騰、ローン金利の上昇で、住宅が買えなくなるという記事を読んだ。
現在、住宅を購入しようとしている人の実例がいくつか紹介されていた。
「完済時の年齢が80歳だが、繰り上げ返済する予定でいる」など。
コメントしている方もいたが、典型的な買い煽り記事だと思うw

「不動産経済研究所」によると、8月の1都3県の新築マンション発売戸数は728戸。
昨年同月比で50.4%減少、1973年の調査開始以降、8月としては最低だったらしい。
エリア別では、東京23区で59.8%、神奈川で54.9%、千葉で38.8%の減少。
1戸当たりの平均価格は9532万円と、去年の同じ月より32.5%上昇したらしいw

原材料の高騰は、欧米の利上げに伴う円安によるところが大きい。
欧米の利下げが進んで、日本との金利差が縮小すれば、円高になる可能性が高い。
円高になれば、原材料も下がる可能性が高い。
発売戸数が減少しているにも関わらず、価格が上昇しているため、天井だと思っているw

バブルのとき、住宅価格が高騰したが、同じような内容の記事が多かった。
多くの人がローンを組んで、郊外に住宅を購入した。
バブルが弾けると、地価が下がり、郊外の住宅は売れなくなった。
やがて、子どもたちが出ていくと、平均年齢が異様に高い街になったw

ローン金利は上昇しているが、まだ低いレベルにある。
日銀は欧米のように急激な利上げは行わないといっている。
したがって、金利上昇は買い急ぐ理由にならないと思っている。
将来、平均年齢が高い街に住みたくなければ、下がるのを待つときだと思うw

以前、不動産会社数社に問合せしたことがある。
問い合わせしてから、DMが来ていた。
しばらく来なかったが、最近になって「値下げしました」などのDMが来るようになった。
個人的には、下がるのを待っている人は多いように思うw

0 件のコメント:

コメントを投稿