2019年8月24日土曜日

【エッセイ】勝ち組だと勘違いしている負け組の親の話

自身の親は、家が貧乏だったが、裸一貫で結構な資産を築いた。
今でもことあるごとに、自分は親からの援助はなかった。
だが、自分は子どもたちに援助してきた勝ち組だと自慢している。
もちろん、自身は働き出してから、親に援助してもらったことはないw

親は家が貧乏だったので、高校に行かせてもらえなかった。
中学卒業後、すぐに働き出し、やがて独立し、自営業を営んできた。
景気のよいときは何人もの人を使っていた。
金が貯まると、不動産を購入しては、資産を増やしていたw

先日、親の資産を見る機会があった。
親の資産を見て、勝ち組どころか負け組じゃねえかと思った。
親は自営業だったので、年金受給額は国民年金の分しかない。
年金受給額を考えると、2000万円どころか、少なくとも4000万円は必要であるw

親の資産総額は4000万円以上あるが、その半分近くが不動産なのである。
収益物件があれば救いはあるが、複数の不動産の内、収益物件は1件だけ。
他は空き家などの非収益物件で、固定資産税などを支払っている赤字物件である。
親には遠回しに負け組であることを示唆しておいたが、おそらく気づいていないだろうw

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