2024年5月3日金曜日

【これから株を始める君へ】株の税金で知っておきたいこと

株式投資をする上で大切なのが税金の知識になる。
知識があれば、納めすぎた税金を取り戻すことができたりする。
自身は会社員時代から確定申告を行っており、娘にも確定申告をさせている。
誰かの参考になるかもしれないので、株の税金で知っておきたいことを書いてみるw

配当金や譲渡益には所得税と住民税が課税され、税率は20%(所得税15%、住民税5%)。2037年12月末までは、復興特別所得税により20.315%(所得税15.315%、住民税5%)。
米国では配当金や譲渡益の税率は、所得の額に応じて、0、15、20%になる。
中国では配当金の税率は20%だが、譲渡益は非課税となっているw

日本の資本所得に対する税率は、諸外国に比べ、高い水準にある。
高い水準にある理由の一つに、所得税収における源泉徴収制度がある。
令和2年度の一般会計当初予算で、所得税収は日本の国税収入の約30%を占める。
所得税収は約20兆円で、うち約16兆円は源泉徴収制度によって徴収されているw

同年度の源泉徴収の給与所得者は約4,451万人。
確定申告による納税申告者は約657万人で、株式等の譲渡所得等がある者は約18.3万人。
確定申告をすれば、「配当控除」や「上場株式等の譲渡損失との損益通算」が可能となる。
確定申告しないことで、納めすぎた税金を取り戻していない人は多いと思うw

所得には、資本所得(配当金や譲渡益など)と勤労所得(給与所得など)がある。
資本所得の税率は20%だが、勤労所得の最低税率である10%より高い。
勤労所得で20%を上回る税率となるのは、給与所得などが1500万円超の層になる。
株をしている多くの給与所得者にとっても、確定申告は欠かせないということになるw
(参考:「金融所得の実態に関する分析」日本証券業協会)

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