自民党総裁選と今後の相場に思うことがあるので書いてみる。
自民党総裁選の1回目投票で、日銀の利上げに反対していた保守派議員が1位になった。
保守派議員が1位になると、円安株高が進み、日経平均株価は高値で引けた。
決選投票で日銀の独立性を尊重する改革派議員が勝つと、一気に円高になったw
下図は、2015年からのTOPIX(東証株価指数)とユーロ円の推移。
欧州の利上げに伴いユーロ円が上昇、歴史的なユーロ高(円安)となった。
割安になった日本株が買われ、TOPIXは上昇した。
欧州が利下げに転じるとユーロ円は下落、TOPIXも下がり始めているw
下図は、投資主体別売買状況と日経平均株価の推移。
8月に日銀が利上げを決定すると、証券自己(証券会社)が大きく売り越した。
日経平均株価は過去最大の下落幅を記録した。
利上げに反対する保守派議員が総裁選に立候補すると、証券会社は大きく買い越したw
過去最大の下落幅を記録した日、日経平均先物は2,000円ほど下がってのスタートだった。
現在の日経平均先物は、2,400円ほど下がっている。
週明け、保守派議員の勝利に賭けていた証券会社が大きく売り越してくる可能性が高い。
もしかすると、過去最大の下落幅を更新するかもしれないと思っているw
前回は過去最大の下落幅を記録してから、急反発して上昇した。
だが、新総裁は日銀の独立性を尊重するとし、利上げには反対していない。
そのため、反発したとしても、続かない可能性がある。
個人的には、長い下落トレンドになるのではないかと見ているw
ネットには、日銀の独立性を尊重する新総裁に否定的なコメントが多い。
確かに、今まで投資していた人にとっては、マイナスに思えるかもしれない。
だが、投資をしていない人は、物価の上昇に困っていたりする。
投資をしていない人のためにも、日銀の独立性を尊重した方がよいと思うw
今回の総裁選は、派閥のない選挙だったといわれている。
そのためか、候補者は過去最多となる9人となり、中には40代の議員もいた。
新総裁は60代なので、長期政権になるとは考えていないだろう。
次世代への引継ぎのことも、考えているのではないかと思うw
東京都にお住いの方はご存じだろうが、都は独自の支援を行っている。
現在も、第一子の保育料無償化を進めようとしている。
独自の支援により、都には子育て世帯が多く、地方は少なくなっている。
新総裁は、これらの格差についても、取り組んでくれるのではと思っているw
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