2024年9月14日土曜日

【エッセイ】ドラマ「しょせん他人事ですから」の感想

ドラマ「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」が終わった。
原作はマンガで、主人公の弁護士が、ネットやSNSでのトラブルを解決していく。
原作のイメージを損なわないキャスティングで、エンタメ要素もあり楽しめた。
個人的には、法律監修も含め、よいドラマだったと思うw

近年、ネットユーザーの増加に伴い、ネットやSNSでのトラブルが増えている。
トラブル事例や発生時の対処法について、わかりやすく解説されていたように思う。
様々な教訓があったが、基本、ネットやSNSでよくないことをすれば必ずバレる。
バレれば、社会的信用を失うなど、何らかの代償を払うことになるw

ネットやSNSで発信したことは、デジタルタトゥーとして残るため消せない。
不用意に発信したことで、身元を特定される可能性もある。
もちろん、ネットやSNSで匿名アカウントを取得しても、身バレする。
だが、わざわざ容易に特定されるような情報を、自ら発信する必要はないと思っているw

ドラマを観終わって思ったことがある。
ネットやSNSでのトラブルの原因の多くは、利用規約などのルールを守らないこと。
利用規約などのルールは、様々な法律が元になっている。
したがって、関連する法律について、確認しておくことが、必要ではないかと思ったw

民法では、不法行為による損害賠償請求について規定している。
今は情報社会なので、法律の条文や判例などを、ネットで確認することができる。
この行為をしても、不法行為にならないかを、事前に確認すればよいと思う。
行おうとしていることが、不法行為だとわかれば、思いとどまれるかもしれないw

「〇〇を訴えることにしました」などと宣言(?)する人は多い。
だが、ある判例では、このことによる相手のプライバシー侵害が認められている。
宣言することで、自らの立場を不利にしたことになる。
ただでさえ、訴訟の費用対効果はよくないので、おそらく持ち出しだろうなと思うw
(「しょせん他人事ですから~とある弁護士の本音の仕事~」より)

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