2019年2月4日月曜日

【エッセイ】個人が法人相手に訴訟する際に気をつけたいこと

訴訟において、事実の有無が重要になる。
簡単にいうと、「Aという事実があったので、Bである」だ。
つまり、訴訟では事実(証拠)に基づいた主張をしなくてならない。
当たり前だろうと思うかもしれないが、事実に基づかない主張は多いw

個人が訴訟した場合、自分の主観や感情を述べる主張が多い。
それらの主張には、当然ながら誰も共感できない。
ところが法人は「弁護士に一任したので、あとは弁護士へお願いします」だ。
多くの個人は「弁護士に一任した」という言葉で怖気づくw

自身の経験上、「弁護士に一任した」時点で、勝率は大幅にアップする。
なぜなら、弁護士はあくまで代理人にすぎないからだ。
代理人は、自分以外の利益のために、何らかの行為を代わって行う人のこと。
つまり、報酬の有無に関わらず、自分以外の利益のために行為を代わって行う人だw

確かに、弁護士は代理人として動いてくれる。
だが、あくまでも代理人で、相手への主張は自分たちがしなくてはならない。
このことに、気づいていない法人は数多く存在する。
弁護士に一任して、何もしない法人が多いため、法人相手の勝率がアップするのであるw

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