2015年10月25日日曜日

マンション傾斜問題の重要性

あまり時事ネタは扱いたくないが、核心をついた報道が少ないので書いてみる。
もしマンション購入を考えている人がいたら、しばらく見合わせることをオススメする。
以前、耐震偽装事件があり、耐震性に問題があるマンションが取り壊された。
販売会社等の関係する会社はあえなく倒産、購入者には住宅ローンだけが残った。

ダブルの住宅ローンを抱えた人もいれば、借家でローンを払い続けている人もいるらしい。
地震等の災害であれば、地震保険等に加入しておけば、ある程度はリスク回避できる。
だが、購入したマンションが住めなくなり、販売会社等が倒産すれば救済措置はない。
耐震偽装事件の際は、一個人だったので、物件が少なかった。

今回は、大手建設会社にも関わらず問題が起きた。
つまり、どこの建設会社でも、同様のことが起きている可能性があるということである。
今回の問題を受けて、全国の建設会社は、おそらく自主的に過去の工事内容を確認する。
もし工事内容に問題が見つかり、マンションが居住に適さないことが発覚する。

マンションの販売会社や建設会社が大手で、補償できる能力があればよい。
もし販売会社等が倒産すれば、購入者は住むところがなくなり、住宅ローンだけが残る。
多くの販売会社等はマンションを建て販売を続けることで、会社の経営が成り立っている。
一気に巨額の支払いが必要になった場合、倒産する可能性は高いのである。