同制度には「技能確認」と「知識確認」があり、1933年に始まった。
「知識確認」では○×形式で10問のうち7問以上正解すれば通過できる。
海外に滞在する日本人が帰国した際に、簡単な手続きで国内で運転できる利点があるw
近年は外国人による取得が増え、2023年までの10年間で2.2倍になった。
同年の取得者6万10人のうち外国人が5万6022人で93.4%を占めた。
国別では、ベトナムが1万5807人で最多で、中国の1万1247人が続いた。
簡単な手続きで取得できることを指摘する意見もあり、警察庁は見直しの検討を始めたw
日本では75歳以上が運転免許を更新する際、下記の認知機能検査を受けなくてはならない。
・手がかり再生:16種類の絵を記憶し、何が描かれていたかを回答。
・時間の見当識:検査時の年月日、曜日及び時間を回答。
個人的には、「知識確認」より、75歳以上の更新手続きの見直しが必要なように思うw
警察庁の統計によると、減少傾向にあった交通事故および死亡事故が増加している。
2023年の交通事故は、284,692件(対前年+2.2%)、死亡事故は2,348件(対前年+3.5%)。
75歳以上による交通事故は30,330件(対前年+13.1%)、死亡事故は384件(+1.3%)。
上記から、高齢運転者による交通事故および死亡事故も増加していることがわかるw
2024年、MS&ADインターリスク総研が自動車運転者に対するアンケート調査を実施した。
同調査で、運転に対して「自信がある」人の割合は以下になる。
「かなり自信がある」と「ある程度自信がある」の合計を「自信がある」としている。
・20歳~:44.7%、・30歳~:36.7%、・60歳~:42.7%、・65歳~:47.3%、・70歳~:46.6%、・75歳~:61.3%、・80歳~:54.0%w
同調査では「何歳まで運転を続けたいか」と尋ねており、結果は以下になる。
・20歳~:67.1歳、・30歳~:71.2歳、・60歳~:74.2歳、・65歳~:76.8歳、・70歳~:79.1歳、・75歳~:81.4歳、・80歳~:86.3歳。
高齢者の運転に対する自信は、どこからくるのだろうかと思う。
自信過剰な高齢者に対しては、違反時の厳罰化も必要かもしれないw
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