オンライン証券口座の乗っ取りによる不正取引問題。
証券会社は一定の補償を行う方針で、証券会社から連絡するので待つよう案内している。
株式投資を行っている高齢者は多いため、被害者も高齢者が多いように思っている。
誰かの参考になるかもしれないので、証券会社との交渉で気をつけたいことを書いてみるw
最初に、家族と情報共有をしておくこと。
詐欺被害に遭った場合、家族に知らせない高齢者は多いらしい。
家族に心配をかけたくない、騙されたことを知られるのが恥ずかしいなどが理由だろう。
だが、情報共有しなければ、家族の協力を得ることはできないw
次に、やりとりは書面で行うことをオススメする。
今回のような場合、金融機関は電話でやりとりしようとすることが多い。
そのような会社は、書面で交渉できる人材不足が理由であることが多い。
口頭でのいった、いわないをなくす意味でも、書面でのやりとりをオススメするw
次に、証券会社からの連絡で、補償条件の提示があった場合。
納得できる条件であれば、同意すればよいと思う。
ただ、同意内容について口外しないなどの条件には応じる必要はないと思う。
もし、納得できない条件であれば、弁護士などへの相談をオススメするw
今回の被害者は多いので、法律などに詳しくない社員が担当になる可能性がある。
その場合、いつまでに回答してもらえないと補償できませんといってくる可能性がある。
民法上、不法行為に基づく損害賠償請求権の時効は、原則として3年。
もし、損害賠償が遅くなった場合は、遅延損害金を請求できる可能性もあるw
最後に、証券会社から連絡があるまで、あれこれ考えないこと。
事前にあれこれ考えても、考えた通りにならないことは多い。
考えもしなかった想定外の展開になることもあったりする。
考える時間があるのであれば、過去の同様の事例などを調べることをオススメするw
自身は過去にいくつかの訴訟に関わったことがある。
そのことを知った人から、大変だったでしょうと、いわれることが多い。
訴訟に関わったことがある方はご存じだろう。
当事者でなければ、訴訟は法律というルールに則ったゲームになるw
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