2023年10月29日日曜日

【エッセイ】日経平均株価の底について考える

日経平均株価はバブル期以降33年ぶりの高値圏にあるが、下落し始めている。
各国の金融緩和引き締め、中国経済の失速、中東情勢など、上昇する要因は見当たらない。
個人的には、しばらくは下落し続けると見ている。
下落し続けた場合の日経平均株価の底について書いてみるw

下図は、日経平均株価の10年チャートで、天井から底までの期間と下げ幅は以下になる。
・2015~2016年:20,952.71円-14,864.01円=-6,088.70円(-29%)
・2018~2020年:24,448.07円-16,358.19円=-8,089.88円(-33%)
・2021~2022年:30,795.78円-24,681.74円=-6,114.04円(-20%)w

天井から底までの期間は1~2年で、下落率は‐20~-33%であることがわかる。
今年6月の33,772.89円が天井だった場合、‐20~-33%で下落すると下記になる。
・33,772.89円×80%=27,081円、33,772.89円×67%=22,627円。
よって、1~2年後に、27,081~22,627円まで下がる可能性があるということになるw

相場の転機について「三割高下に向かえ」という相場格言がある。
元は三猿金泉録の「高下とも五分、一割にしたがいて、二割、三割は向かう理と知れ」
天井から二~三割下がったり、底から二~三割上がれば、転機だとしている。
過去の下落率も‐20~-33%なので、27,081~22,627円が底になるかもしれないw

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