2023年8月20日日曜日

【エッセイ】中国景気減速の影響について

先日、中国の大手不動産会社が破産法の申請を行った。
中国の景気減速について、株式アナリストの意見をいくつか読んだ。
中には、2015年のチャイナショックの再来という意見もあった。
当時のことを確認したので、中国景気減速の影響について書いてみるw

2015年のチャイナショックは、2015年6月12日に始まった株価の暴落。
わずか1か月の間に、上海証券取引所のA株は株式時価総額の3分の1を失った。
原因は、個人投資家が信用取引により、投資額を巨額にしたことでバブル相場となった。
バブルが弾け、彼らの多くが強制的に株を売却させられたことだといわれているw

下図の上は、上海総合指数の10年チャート、下は、日経平均株価の10年チャート。
2015年、上海総合指数は急上昇したあと、急落している。
だが、現在の上海総合指数は急上昇しておらず、バブル相場でないことがわかる。
したがって、2015年のチャイナショックとは異なることがわかるw

2015年のチャイナショックでは、全世界同時株安となった。
下図は、同期間の日経平均株価のチャートだが、下がっていることがわかる。
現在の日経平均株価は年初から上昇しており、日本のバブル期以来の高値水準にある。
個人的には、来年、年初の水準まで下がってもおかしくないと考えているw

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