2023年8月5日土曜日

【エッセイ】米国国債格下げの影響について

先日、格付け機関フィッチが、米国国債の格付けをAAAからAA+に格下げした。
米国国債の格下げは、2011年8月5日以来のことになる。
株式アナリストの意見をいくつか読んだが、様々な意見がある。
当時のことを確認したので、米国国債格下げの影響について書いてみるw

2011年8月5日、格付け機関S&Pが、米国国債の格付けをAAAからAA+に格下げした。
このことにより、世界同時株安が発生、米国国債ショックと呼ばれている。
同年8月5日の日経平均株価は、9,299.88円だったが、格下げ後に急落した。
同年の大納会は8,455.35円となり、8月5日と比べ9.0%安となったw

2023年8月1日の日経平均株価は、33,476.58円だった。
もし、前回と同じく9.0%安になれば、大納会は30,464円ということになる。
だが、2011年は今とは異なり、年初から下がり続けた年だった。
下図は、日経平均株価の推移だが、2011年は年初から下がっていることがわかるw

2010年大納会の日経平均株価は、10,228.92円だった。
2011年の大納会は、3月の東日本大震災と8月の米国国債ショックで8,455.35円となった。
つまり、2010年大納会から17.3%安と大幅に下がったことになる。
もし、前回と同じく17.3%安になれば、27,685円まで下がることになるw

もちろん、そこまで下がらない可能性もあるし、さらに下がる可能性もある。
下図は、日経平均株価の推移だが、先日から右肩下がりであることがわかる。
2022年大納会の日経平均株価は、26,094.50円だった。
個人的には、来年、年初の水準まで下がってもおかしくないと考えているw

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